粋な黒塀を演出する「渋墨1500g」。古来の塗料である材料には松煙と柿渋を使用し、深い黒色を実現しました。外部の塗料にこだわりを持つ方におすすめの逸品です。素晴らしい仕上がりを目指す方や伝統的な雰囲気を楽しみたい方にぴったりのアイテムです。
「渋墨1500g」は簡単に使えるのも魅力。黒塀を塗る際に欠かせないアイテムとして、大活躍間違いなしです。
外壁や塀など様々な場所で使用可能で、耐久性にも優れています。風格ある黒色を手軽に再現できる「渋墨1500g」です。
※「渋墨1500g」をご使用の際は、必ず手袋やマスクを着用して安全を確保してください。塗料は乳幼児やペットの手の届かない場所に保管してください。
¥2,640税込
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- システム商品コード
- :004000000002
「木の国・渋墨」は柿渋をベースに松煙・醸造アルコールなどを最適混合した塗料です。
化学合成材料・有機溶剤は全く使用していません。安心安全な天然塗料です。
古来の伝統技術を現在風に復刻したもので防虫防腐効果をもった純和風塗料です。
板塀や板壁・門扉・庭の柵・畳の下、犬小屋などにもご活用ください。
渋墨は、柿渋と松木を焼いた煤(松煙)を混ぜたもので、防虫・防腐効果がある他、建物の化粧として用いられています。日本古来の伝統技術でした。
箱根関所の建て位置は、湖畔に面しているので、風雨によりこの渋墨塗が薄れてきますので、定期的に補修が行なわれています。
○「木の国・渋墨」は扱いにくい材料の「柿渋」「松煙」を一つひとつにまとめペットボトルに充填しました。
したがって、材料の混合をする必要がなくなりました。
また、濃淡については2回・3回塗りで調 整できます。
さらに、色ムラ、刷毛ムラができにくく手軽にハンドメイドで塗ることができます。
*ご注意:塗り面を強く擦ると墨が付きます。手の触れる処には不向きです。
品 名 : 「木の・国渋墨」 柿渋と松煙の水性・渋墨塗料
色 名 : 黒色
成 分 : 柿渋・醸造アルコール・松煙
用 途 : 屋内・屋外の木部用
正味量 : 1,500g
塗り面積: 材質によって違いがありますが、1回塗りで約10平方メートル
○使用方法
・少し沈殿する墨をかき混ぜるためにボトルをよく振ってください。
そのため、2リットルボトルに1.8リットルを詰めています。
・塗布面のゴミなど取り除いてください。補修の上塗りにもブラシ・タ
ワシでゴミを取る程度で塗ることができます。
・柿渋が鉄に反応しますのでプラスチック容器をご使用ください。
・好みの濃さに、乾いてから何度か塗り重ねてください。
・刷毛ムラが出なくて、素人の方でもキレイに塗れます。
・塗り面を擦ると墨が付きます。手や服の触れる処には不向きです。
・塗る木の種類、乾燥具合で仕上がり具合はそれぞれに異なります
のでご了承くださいませ。
○取り扱い上のご注意
・幼児の手の届かない所において下さい。
・強い力が加わると破損する恐れがあります。
・高温高熱な所には置かないでください。
・誤って飲まないように注意して下さい。
・衣服などにつくと落ちません注意してください。
・使用後はキャップをきっちりと締めてください。
・用途以外の使用には責任を負いません。
○用具の手入れ方法
・水性用刷毛をご使用ください。使用後は水で洗い流してください。
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柿渋と渋墨塗りのお話し・渋塗り 建築関係辞典の「渋塗り」に、「柿渋を塗った仕上げ。含有タンニン酸による防腐効果がある。主として木造外壁に塗る」また「生渋には水分80%、揮発酸、タンニン5%が含まれ塗布されると揮発酸や水分が蒸発、揮発し、赤褐色の皮膜を生じ、水やアルコール不溶のものとなる」・・防水・防腐効果が記されている。・渋墨塗り(墨渋塗り) 近世風俗史の基本文献といわれる「守貞曼稿」では、江戸の民家の下見板(壁の横板張りで、お互い少しずつ重なり合うように取り付けた板)などの板塀に墨渋を塗ることが日常的に行われていたことが記されています。
・熊本城の渋墨塗り 熊本城数奇屋丸改装工事に使用した塗料材料として、柿渋、膠液、油煙と記載されている。・・・「重要文化財の修復には柿渋をよく使う。柿渋は油煙やベンガラなどの顔料の溶剤と考えてよい。(略)1回塗れば5年ほどは持つ。」・煤(松煙・油煙)と柿渋の混合について「渋墨溶解法」という技術があるとおり、その混ざりにくさと、煤(墨)の扱いにくさが隘路でもありました。「木の国渋墨」は、その問題を解決しました。・信州松本城・・カラス城の正体美しい松本城は白と黒のコントラストでしょう。黒く塗られている下見板。漆で上塗りされているのですが、下地は松煙を柿渋に混ぜた渋墨が塗られています。
木が柿渋を吸い込む力で墨粉を木材内部へ引き込むので墨が定着し渋が防腐剤の役目もして目止めと下地ができます。
カラス城といわれるその黒はそもそも下地の墨なのです。
秋田県角館町の黒塀(渋墨塗り) 現在も残る代表的な事例。
武家屋敷で有名な秋田県角館町の黒板塀がある。
黒塀板には柿渋に煤をまぜたものを塗っていたと口伝されている。
黒板塀は幕末まで遡れるであろう。柿渋を塗ると腐りにくく、もちが良いとされる。
黒板塀は武家屋敷や商家が中心であるが、民間でも板張り(杉材)の部分には柿渋が塗られた。
柿渋の原料は「平核無」より丸みを帯びた「クモシカリ」と呼ばれる柿である。
25年ほど前の黒板塀の大改修の折、柿渋に煤を混ぜて塗ったが大変手間が要って困った。
当時はまだ板塀に柿渋を塗る光景が見られたが、現在は化学塗料を用いていると話されている。
お客様の感想
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品良く、落ち着いた黒です。少しばかり青みがかっているかもしれません。自然由来の塗料で、ペットにも安心ですね。
Koji -
現在登録文化財(長屋門)を修理中ですが壁は漆喰で仕上げて居りますが、腰下の部分は黒漆喰で仕上げる(元の通り)の様にする様にとの事ですので貴社の「木の国・渋墨」で漆喰壁への塗装は可能でしょうか? おおしい下さい。
市塚章一 -
DIYで外壁をリホーム中黒色を探してそちら様にたどりつきました。横約8メートル縦約3メートルの杉板の壁面には どのくらいの量の渋墨が必要でしょうか? 下塗りにキシラデコールを塗っていますが上塗りできますか? 量的に大入りはありませんか?
佐藤 益代
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